2012年9月6日木曜日

読書crazy⑪ わたしの思う”超一流”。


「カフェを100年、続けるために」 「カフェバッハ」店主・田口護 著 旭日屋出版


写真では判読しづらいのですが、表紙にはこんな一文が添えられています。

「与え、与えられる人と人との関わり。
そして地域、社会との関わり。
豊かな関わりを、カフェで学んでください。
カフェは良い生き方をつくる場所となって
そこに在り続けます。」

「カフェバッハ」には憧れの画家さん・T氏に、何度か連れて行っていただいたのです。

超有名店ゆえ、いまさら新参者の私が珈琲の味や、サービスの素晴らしさについて書くことはあまりにおこがましいので、省かせていただきますね。

なぜ日本の3大珈琲店のひとつに数えられているほどの名店が、創業以来、必ずしも好立地とは言い難い場所にひっそりと佇み続けているのか。なぜこんなに素晴らしい味とサービスを、こんなに庶民的な価格で提供できるのか。なぜ、スタッフさんもお客様たちもこんなに素敵なよいお顔をしていらっしゃるのか。...

この本を読んで、すっかり納得がいきました。心が...ぶるぶると震えました!

庶民派にして、超一流。

これこそ、本物の仕事だ、と。

...生意気ですが、私も人生で出逢う全ての人と、与え、与えられる豊かな関わりを大切に大切に生きて、学びあい、いつの日か...こんな本物の仕事ができる人間になりたいな、と切実に思います。

2 件のコメント:

きゅうる村 さんのコメント...

この店名は、あのバッハからなんでしょうか。そうすると、店内にはバッハの曲が流れているとか。

たかはしまいこ さんのコメント...

きゅうる村さんへ。

そうです、バッハが流れているんですよ。
といっても重厚な名曲喫茶、という雰囲気では全然なく、流れているのを忘れちゃうくらい、さり気ないのです。